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時間外取引

ライブドアのおかげで、株に関する専門用語がワイドショーでも氾濫しております。

今回も皆様と一緒に話題について行けるようにお勉強いたしましょう。

「時間外取引」 

通常、株式取引というのは、平日午前9時〜午後3時に証券取引所を通じて行われます。しかし、投資家の多様な取引ニーズに対応するため、東証が1998年に時間外取引市場の「ToSTNeT(トストネット)−1」を設置しました。これが「時間外取引」の始まりです。当初は、ライブドアが行ったような大量の株式売買を想定していなかったようです。

 「時間外取引」では、証券市場が開いていない午前9時前や午後3時以降に株式を売買できる。売買価格は、直前の市場価格を基準に一定の幅が決められています。「時間外」でも、市場内取引の位置付けで東証に取引結果が記録される。市場内取引ということは、証券取引法のTOB規制(株式公開買い付け)を受けないということです。

 証券取引法(証取法)では、上場企業の発行済み株式の3分の1超を市場外で買う場合、「相対取引」のため、大量の市場外取引が行われれば影響を受ける一般投資家の保護が必要であると、価格や買い付け目標の公表などを義務付けています。そして、その投資家を保護する制度がTOB(株式公開買い付け)といえます。