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長きにわたり、明和テレビPRIDE中継をご覧いただきましてありがとうございます。始めた頃は、PRIDEの試合を報告するマスメディアが無かったので、全国少数のPRIDEファンのために、結果の速報をお知らせしたかったので、このページを作りました。 しかし、うれしいことに今ではPRIDEを知らない人がいないくらい、新聞、テレビなどで取り上げてくれます。したがって、私の役目は終わったのではと思い、今回のPRIDE中継を最後にしたいと思います。 今後、また、下火になり、マスメディアが取り上げなくなったら復活いたします。そのときは、また見に来てください。 さて、いよいよ決勝です。 2004年8月15日14時開場 16時開始 さいたまスーパーアリーナ いつものように、ルール解説後、ドクター・ジャッジ・レフェリー紹介。島田レフェリーのとき、いつものようにブーイング オープニング 上手より高田延彦が駆け足でリング上に。 「皆さんこんにちは」「とうとう来ました。人類最強の男を決める瞬間が来ました」 そして、四方に礼 「人間の壮絶な心と体の潰しあい、その生き様をしっかり胸と心に焼き付けようではありませんか」 最後に「生き様は言葉じゃない!」 そして、過去の戦いのシーンがモニターに映し出される。その後、和太鼓の連弾、そして、選手の入場 第一試合:○中村和裕vsムリーロ・ブスタマンテ× 判定3対0 司会は村上ショージ、紋付はかまで日の丸の扇を持って両選手をコール 1R:ムリーロのタックルで下になる中村、このシーンが2回繰り返される。中盤に中村が背負い投げを見せる、このあたりから試合が動く。中村投げ技から上になり、パンチで攻める。最後中村優勢でゴング 2R:中村、無理な姿勢から見事にムリーロを投げ倒し、上からパンチで攻める。終始優勢。 3R:中村、投げて上から攻めるも、ムリーロが老獪に逃げる。 PRIDEヘビー級GP準決勝戦 第二試合:○アントニオ・ホドリコ・ノゲイラvsセルゲイ・ハリトーノフ× 判定3対0 1R:ボクシングでスタート。最初にタックルを仕掛けたのはノゲイラ。ハリトーノフ倒れながらノゲイラの首を絞める。ノゲイラ、外してすぐに三角締め、十字固めを狙うが、ハリトーノフはノゲイラを持ち上げて外す。再び、ボクシングから、ノゲイラがタックル。横四方、マウントになったところでゴング 2R:ボクシングのスタート、ジャンピングニーパットを試みたノゲイラだが、滑って下になる。再び起き上がりボクシング。ボクシングではほぼ互角。最後、ハリトーノフの気迫のパンチがヒット。 すばらしい試合。どちらが勝ってもおかしくない。 第三試合:×小川直也vsエメリヤー・エンコ・ヒョードル○ 腕ひしぎ十字固め ハッスル音頭で入場の小川 1R:一瞬でした。ヒョードルのパンチをかわしながら上手く投げようとした小川だったが回転していとも簡単にマウントになったヒョードル。上からパンチを出しながら小川の腕をとり十字固め。 小川「4月6月8月と、この機会を与えてくれたDSEに感謝します。負けたけど、かっこ悪いけど、勝っても負けてもハッスルだけやらしてください。ご協力お願いします」 1,2,3ハッスルハッスル 第四試合:×ケビン・ランデルマンvsロン・ウオーターマン○ アームロック 1R:ランデルマンタックルから上になり優位に進めるも、2回目のテイクダウン後、ハーフガードを外そうとしたとき、ロンが回転してこの試合初めて上になる。すかさず腕をとりアームロック。 休憩 第五試合:○ミルコ・クロコップvsエメリヤーエンコ・アレキサンダー× レフェリーストップ 1R:前に出るアレキサンダー、後ろに下がりながらパンチをよけるミルコ。最後、左ハイキック1発でKO ミルコ「こんばんは、げんきです。」 「今回ヘビー級の決勝にいなくてごめんなさい。運が悪かったのです。あの時は個人的にも難しい時だったのです。でも戻ってきました。」 47629人超満員御礼と発表 第六試合○ヴァンダレイ・シウバvs近藤有己× レフェリーストップ 1R:緊張感のある打撃戦。近藤の周りを右回り動くシウバ。パンチの連打で、近藤が倒れ、その頭部に踏み潰すようなシウバのキックでKO 高田「何も言葉がでない緊迫感」「ランベイジがシウバへの挑戦者だ」 「ランベイジ、シウバに挑戦するか」 ランベイジ「やる」 「シウバ、挑戦を受けるか」 シウバ「やる」 シウバ「一生懸命練習しました、又一生懸命練習してジャクソンをボコボコにします。ありがとう」 再び休憩 PRIDEヘビー級GP決勝戦 第七試合:第二試合の勝者(アントニオ・ホドリコ・ノゲイラ)vs第三試合の勝者 (エメリヤーエンコ・ヒョードル) ノーコンテスト 両国国家吹奏 1R:打撃をさけ、すぐに組みつくノゲイラ。引き込むように下になり、前回のようにヒョードルは上からパンチ。ノゲイラは下から流れるように関節技をつなげる。すばらしい攻防。しかし、上からパンチを繰り出そうとするヒョードルと回避するノゲイラとがバッティング(頭どうしがぶつかる)して、ヒョードルの右目上が骨まで切れる。 ぱっくり開いた傷の模様がモニターに映し出され、場内ざわめく。これは無理。 とても期待していた試合でしたので残念ですが、再試合を来たいいたします。 明和テレビPRIDE中継を長い間ご覧頂きありがとうございました。見ず知らずのPRIDEファンの皆様からの応援メールたくさんいただきました。ほんとうにありがとうございました。PRIDEがメジャーになり応援してきた私としても、うれしいです。PRIDEファンの皆様、ごきげんよう。 |