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日時:2004年6月20日(日)13時開場 15時開始 場所:さいたまスーパーアリーナ オープニング ドクター、ジャッジ、レフェリーの紹介。いつものように和田、マッド・ヒューム、豊永に歓声。島田にブーイング モニターに「死ンデモ生キノコレ」とメッセージ、各選手の映像。リングの中央には人差し指を立てるセメントマッチ(真剣勝負)のモニュメント。その中央に高田延彦。 高田「今日はすごい数のお客さん。今日は緊張しまくって、挨拶の言葉が浮かびません。」「ほんとうにたくさんのご来場ありがとうございます。」「一回戦でお分かりのように、このリングには絶対はない。」と、ミルコの例をあげる。「実力だけでも、運だけでも、このリングでは生き残ることは出来ない。」「さて、そろそろ呼びますか、皆さん。」 最後に「最強を目指す男たちよ、出てこいやーー!!」 選手が両コーナーの花道に立って歓声に応えるが、いつものように小川直也は登場せず。 紹介に、ものすごい大きなジャンプで応えるランデルマン。対照的に凍りつきそうな笑顔のヒョードル。 第一試合:○桜庭和志vsニーノエルビス・シェンブリ× 判定3:0 司会は村上ショージ。シェンブリ、エルビス・プレスリーのようなブルーの衣装で登場。桜庭登場の前に、赤コーナーの昇降機の故障があり中断。桜庭はパジャマにサク仮面で登場。仮面を投げ捨てリングへ。 1R:慎重なスタート。シェンブリ、桜庭に抱きつき引き込んで寝技に持ち込む。下から桜庭の側頭部にパンチ。桜庭、寝技を嫌いスタンディングに。シェンブリは桜庭の顎を狙い、パンチ、キックを仕掛ける。桜庭のローキックも効果的に当たる。 2R:こんどは、桜庭から寝技に、しかし、シェンブリ下から軟体動物のような関節技の攻撃に、再びスタンディング。ここで、さくらばの右膝負傷の情報が。 3R:桜庭は右ひざがほとんど動かないらしい。打撃から寝技へ、桜庭左耳出血。寝技で桜庭初めて下になるも、すぐ反転。 桜庭「一本勝ちしてハッスルしたかったが出来なかった。また8月も出ますのでよろしくお願いします。」 第二試合:○クイントン・”ランベイジ”・ジャクソンvsヒカルド・アローナ× KO ジャクソンのパワーをアローナが技で対抗する試合です。 1R:打撃から寝技に引き込むアローナ。下からパンチを打ちながら三角締めを狙う。それを逃げようとするジャクソンに踵(かかと)でキック。キックがジャクソンの頭部に当たり、ダメージ。再びスタンドから寝技に引き込むアローナ。下からの三角締めが決まりそうになったとき、ジャクソンがパワーで持ち上げ、振りかぶるようにアローナをたたき落とし失神。 PRIDE GP 準々決勝 第三試合:○セルゲイ・ハリトーノフvsセーム・シュルト× レフェリーストップ 1R:タックルに来たハリトーノフの首を上から抱えスタンディングのネックロックにいくシュルト。その後、寝技になり、ハリトーノフ上から横四方。そしてマウントポジションを取り、パンチを打ち込もうとした時、下のシュルトが反転し、逆にシュルトが上になる。必死にハリトーノフが逃げ、再びスタンドに。そして、ハリトーノフ、シュルトの足を取って倒し、今度は慎重に上から攻める。横四方からマウントに、上から非常なパンチをシュルトの顔面に浴びせ、レフェリーストップ。 第四試合:○小川直也vsジャイアント・シルバ× レフェリーストップ 小川、入場時ときおり弱気な表情を見せる。レフェリーの注意の後、握手を求めるシルバを拒否。 1R:開始早々小川はシルバの顎を狙ってパンチ。そして、外掛けでシルバを倒す。すぐ横四方からマウントに、肩固め、十字と間接を狙うも規格外の大きさに決められない。関節技をあきらめ、上からパンチ連打でKO。 小川「喋らしてもらいますけどよろしいでしょうか。」「声援ありがとう。皆様の声援のおかげで俺の気持ちの弱いところを前に出してくれる。」と本心を少し話す。 「ほんのちょっとでいいからお時間ください。」とハッスルの宣伝。 「ハッスルの普及にこのグランプリも出ています。優勝なんて大それたことは少しも考えておりません。」 「やってもいいですかーー?!」「3,2,1、ハッスルハッスル」 休憩 特別試合 第五試合:○吉田秀彦vsマーク・ハント× 腕ひしぎ十字固め モニターで弱気な発言を繰り返す吉田。 1R:足をタックルし倒した吉田だか、すぐハントが上になる。下から十字固めを狙う吉田だが、ハントは膝で吉田の顔面を踏みつけ、吉田の顔がいがむ。ブレイクからもう一度足を取る吉田。またも吉田が下になり、ハント上から吉田の顔面にパンチ。吉田必死にハントの左腕をとり、十字を狙う。一回転して吉田が反り返りハントがタップ。 吉田「ひさびさに勝ちました。ハント選手の打撃が強く、どうなるかと思いました。」 「ガクト、やったぞー!」歌手のガクトさんが手を振って応える。 「試合の前に武道館のガクトさんのライブに行って力をもらいました。」 再びPRIDE GP 第六試合:○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvsヒース・ヒーリング× スピニングチョーク 1R:スピード感ある打撃戦。そして、組んだ後外掛けでヒースを倒し、あっという間に横四方になるノゲイラ。そして、上四方になり、いろんな関節技を仕掛けるノゲイラ。間一髪決まらない。そして、ノゲイラ優勢の中、一瞬の間合いで上になるヒース。この後膠着してブレイク。ヒースがノゲイラをタックルしたところでゴング 2R:ヒースがタックルに来たところを捕まえげ前回のようにスピニングチョークを芸術的に決める。 ノゲイラ「ありがとうございます。ファンの皆さんのおかげです。吉田選手、小川選手の応援もありがとうございます。次の決勝誰と戦っても私が勝ちます。」日本語で「ドウモアリガトゴザイマシタ!」 第七試合:○エメリヤー・エンコ・ヒョードルvsケビン・ランデルマン× アームロック 1R:ミルコ戦のように組み付いてコーナーに押し込むランデルマン。ランデルマンの首を絞めるヒョードル。そして、ランデルマンはこの体制のままパワーボムでヒョードルを投げ飛ばす。後頭部から落ちるヒョードル。しかし、すぐ体制を整え、ランデルマンの上になり、アームロックで決める。強いヒョードル。 これで、決勝進出は ハリトーノフ 小川 ノゲイラ ヒョードル の4名となりました。どういう組み合わせでも面白そう。 |