米国研修

今まで鎖国政策をしておりました(株)明和ですが、今後の重点ポイントを、年金、介護と考え、その面で進んでいる米国へ研究に旅立つことと致しました。なにしろ、パスポートを取ったこともない超初心者がどういうたびになるか不安です。おって取材レポートを掲示します。

2001年5月28日(月)15:15 成田発 DL026(デルタ空港らしい)

-----日付変更線通過 そんな線ありませんでした。----

機内は、やたらと食べさせてくれる。さすがの私も最後は残しました。

15:20 ニューヨーク(JFK)着  なんと僅か5分でNYへ、ドラえもんみたい

外人のボディサイズに驚きました。皆でかい。平気で男性なら190くらいはある。腹回りも130くらいありそう。女性もヒップが樹齢500年以上の木のようにでかい。バストもミサイルのようだ。お年よりも皆でかい。

18:55 ニューヨーク(LGA)発 US1019 JFKとLGAの意味がわからない

JFKはケネディ空港で、LGAはアメリカ空港でした。

20:37分 リッチモンド着 シェラトンリッチモンド ウエストホテル 泊

ホテルはシングルルームなのに、やたら大きい。20坪くらいあるのでは、ベットも縦だけでなく私の身長(170cm)なら横にもベットをはみ出さずに寝れました。

5月29日 一日 GEファイナンス アシュアランスにて研修

アメリカの会議室には、コーヒーもジュースもヨーグルトもパンもチョコレートもありました。米国人は飲みながら、食べながら平気で会議を。最初違和感を感じましたが、30分後にはすぐなれて私も食べながら会議。

内容は、一人一人のマネーに関するフォローをどう商品化するかと言うことです。新しい発見というよりは、私の感じてきたことを実際再確認できた、ということでした。特に米国人は自分の年金や介護を真剣に考え真剣に選別する。自分の事は自分でが徹底している。日本人は最後は国や会社が何とかしてくれる的な甘い考えがあるのでは?

また、ひとつ驚いたのは、日本では一度入った保険は払い込み満了まで保険会社が潰れるまで変わりませんが、米国では保険料が毎年変わるのはあたり前で、保険料を安定させるのがセールスアピールになるそうです。専門用語で言いますと、予定利率はいつでも変更できるのがあたり前なのです。

5月30日 12:00 リッチモンド発 (DL6352)ニューヨークへ

日系の米国人にインタビューしましたが、ニューヨークでは消費税が8.15%で所得税が年収1000万くらいでも40%くらいあるそうです。それも日本と違っていろんな所得税控除がほとんどない(基礎控除、配偶者控除等)ので、40%ならば400万税金になるようです。日本は税金が高いというのは嘘だと言ってました。新入社員でも年収300万として1/3の100万くらいが税金になるようで、そうとう苦しいそうです。

家賃は1LDKでも3000ドル(36万円)くらいだそうです。介護保険や年金もすごく関心が高く、具体的な対策を全部自分で考えて実行してるようです。当然、介護保険、年金保険の内容も関心が高かった。

5月31日 NBC視察

やっと午後から観光です。と、言っても時間がないので、キングコングが昇ったエンパイヤステートビルに登りました。が、日本人が多く、あちらこちらで日本語が。後はぶらぶら平均60階以上のニューヨークの町を散歩したのみ。夕食は「天海」という日本料理店へ。

6月1日 10:45ニューヨーク発(DL025)

最初はこわごわと参加した米国研修でしたが、もう2,3日居たかった。自由時間がもっとほしかったと思いました。もし、時間があったら、また来てみたいと思いました。

-----日付変更線通過 一気に1日経つ ----

6月2日(土) 13:00 成田着

無事帰れました。米国滞在中は時差ボケなど、ありませんでしたが、今どっと疲れてきました。他国へ行くと、日本の良さも分かりますし、日本人の甘さも勉強できました。いい研修だったと思います。