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私は、愛知県江南市の滝学園(中等部、高等部)より、吹奏楽部に入り, 勉強よりも楽器を吹くために学校に登校していたようなものです。 高校時代は、ジャズにも興味を持ち「オール名古屋ハイスクールステージバンド」に入り そこでは、ジャズの基礎やビックバンドの楽しさを教えてもらいました。 メンバーには後に歌手になられた八神純子さん(当時淑徳高校生)もいました。 大学は神奈川大学に入り4年間吹奏楽に没頭しておりました。 1年の時は「ニュールンベルクのマイスタージンガー」で、全国大会 銅賞 2年の時は、Mグールドの「ジェリコ」で 全国大会 銀賞 3年の時は、当時銚子商業吹奏楽部指揮者の小澤俊朗先生を迎え、 ドビュッシーの「海」で念願の全国大会 金賞を受賞しました。 4年の時も、ドビュッシーの「ノックターン」で連続全国大会 金賞を受賞できました。 今でこそ不動の地位にいる神奈川大学吹奏楽部の初期の苦労を知っている一人です。 私は、小澤先生より、「人間やって出来ない事はない」「頭で考えてはだめ、体で覚えなさい」 「金賞(日本一)を取るのは異常な事です。ただ努力しただけではダメです。 あいつらキチガイだ、と言われるくらい練習して初めて金賞を取る資格を得るのです。」 等のような事を文字通り体で覚えさせて頂きました。 この4年間の楽しい苦労が今の自分を作ってくれたと思い、 小澤先生や神奈川大学吹奏楽部、ひいては吹奏楽全体に感謝しております。 今は、吹奏楽。特に大学吹奏楽のファンの一人です。
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