日本団体生命と世界最大規模の金融・保険グループ、アクサ

包括的資本提携に合意

国内初の保険持株会社を設立

-金融新時代における生命保険のリーデングカンパニーを目指す-

国内中堅生保の日本団体生命保険株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:松戸猛)と世界最大規金融・保険グループ、アクサ(本社:仏バリ、会長兼最高経営責任者:クロード・べベアール)は、本日午後、関係当局の認可と株主の承認を前提として、株式移転方式による保険持株会社設立を柱とする包括的な資本提携に合意しました。

1.概要  予定では2000年3月、日本団体生命とアクサの日本法人アクサ生命が共同で、株式移転方式により、保険業法に基づく日本初の保険持株会社「アクサ ニチダン保険ホールディング株式会社」を設立します。現在の日本団体生命とアクサ生命は、この保険特殊会社の100%子会社となり、社名をそれぞれ「ニチダン生命」「アクサニチダン生命」と一新する予定です。またアクサは、2001年3月までに総額 2,000 億円規模の直接投資を予定しています。この結果アクサは、最終的に持株会社の発行済み株式の95%程度を収得する予定です。

2.提携の特徴  この提携の最大の特徴は、株式会社の利点を生かし、両社共同で2000年3月までに日本初の保険持株会社を設立するという、これまでにない全く新しいスキームを採用していることです。日本団体生命およびアクサ生命の契約者は、両社がともにアクサグループの一員となることにより、圧倒的信用力、革新的かつ効率性の高い金融商品およびサービスを得られることになります。

3.経営体制   2つの 100%子会社の事業推進を統括するアクサニチダン保険ホールディング株式会社の社長兼CEOには日本団体生命社長松戸猛が、また副社長兼COOにはアクサ生命社長マイケルW.ショ一トがそれぞれ就任し、取締役会が最高経営意思決定機関としての役割を果たしていきます。
(共同プレスリリースより抜粋)