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2019 神奈川大学吹奏楽部 サマコン

岐阜は曇ってます

今回は お車での旅です

途中、浜松で誰も発言しない 神大ブラスLINEグループに「浜松ナウ」と打ち込んだら優しい後輩の杉浦くんからメッセージいただけました

おかげで 道中楽しくドライブできました 杉浦くん ありがとう!

 
横浜ーッ!

会場入口で 各OBの皆様と 雑談会

長島さんが 六角橋吹奏楽団の素晴らしいサウンドをほめてました。

神奈川県の市民バンドはレベルがめっちゃ高い 

グラール

横ブラ

相模

どこも全国金賞クラスです そんな中 OBの多い六角橋の素敵なサウンドは とても嬉しい報告でした

 

部員が拍手で迎えられステージ入場

神大の演奏会って たいてい最初の数曲 神大らしさが 出ないので 心配なんです。で、今回は、、

 
1:新・祝典行進曲 団伊玖磨作曲

うーん 音の切り方 フレーズの 繋ぎ方 が 少し練習時間不足だったのかな。各人、各パート のステキな音色が ブレンドされずそれぞれの音楽が それぞれに進行していき そのまま混ざることなく終わった という感じでした。

まあ、 我々の頃に比べたら はるかに 高いレベルの演奏なんですが、もっともっと上を 期待してしまう 勝手なOBです。ごめんなさいね

 

そんなことより 小澤先生の指揮台までの足取りが ゆっくりです

この歩き方 なんとなく懐かしいなあ

そうだ、思い出しました。 上埜孝先生です。駒澤大学黄金時代の大指揮者です。

ゆったりと指揮台に歩き 着いてからも ゆっくり指揮台に登る

小澤先生も 知らないうちに 年齢重ねて大御所になってきたのですね

えー、 と言ってる私も 60オーバーでした。

みんな年取るのは 平等です

 

司会者は 大好きな岩﨑里衣さんでは ありませんでした。岩崎ファンの私としては ほんのすこし 残念!

岩崎さんは 曲と曲の 間に スーと空気のように入ってきて 次の曲へと流れの中で曲を繋いでくれます。

 

指揮者交代 中村さん

2:天空を駆ける風神雷神 広瀬正憲作曲

雅楽っぽい音で始まりました。狙いは わかるのですが すこし わざとらしいかな っという感じ。演奏の方は 、低音のリズムがみなと祭り の余韻でしょうかスローマーチっぽい刻み方です。ここは雅楽らしくズンズン 重たく水平移動するように刻んでみるのは いかがでしょうか。

曲の方は展開して全く別の音楽が始まってます。最初の雅楽サウンドは 必要だったのかな

次はサックスソロ。これが日本昔話的な メロディで いままでの流れとはまたまた別の音楽です。

さらに つぎは またまた いままでの流れとは別の音楽を木管の高音が奏でます。

さらにさらに 違う音楽がながれて むりやりアップテンポに盛り上げて 曲が終わりました。

 

私のような高齢者には まったく作曲の意図が わかりません。

どうも、吹奏楽の世界は 作曲家に甘すぎるように思いますが どうなんでしょうか。

 

作曲家がきてて 紹介された(まさかと思いますが これ読んでたら ごめんなさいです)

 

3:水面に映るグラデーションの空 芳賀傑作曲

真島先輩と 同じフランスの賞をいただいた曲らしいです

 

湖面に なにかが落ちて 波が広がっていき その周りの草木が 反応していきます。虫の声も聞こえます。

目を閉じて 聴いていると 景色の移り変わる様子が 映像としてみえてきます。

この前半部分、もう少し ゆっくりなテンポにして 移り変わる姿を 一つ一つ 印象に残るように表現してみる。
というのは どうでしょうか。

 

オーボエのソロ。ビブラートが綺麗です。

 

後半は ブラスが 光り輝いて 大きな樹木、山々、青い空が水面に映し出し 気持ちよく終わりました。

森林浴をした気分です。

こういう曲を このようにみずみずしく演奏できるのが 神大サウンドです。

ブラボーでした。

 

再び小澤先生

44つのスコットランド舞曲 アーノルド作曲 ペインター編曲

ホルンが印象的に入りました。トランペットが加わり木管群もホルンのテーマをつないでいきます。イギリスの 匂い プンプン。

ダンスのところのリズムの刻み方が オシャレです。

オーボエのソロは メロディの高音部分をオペラのように強く印象ずける歌い方ではなく、薄く遠のくような 大人な歌い方です。

ステキで うっとりです。

それに続いて 木管たちも ゆったりと 揺れながら歌が続きます。

すごく気持ちいい!

再びオーボエ ソロです この辺の歌わせ方が 素晴らしすぎて泣けてきます。

シンバルの豊かな響きに続き 堂々たる威厳を持ったイギリスが始まりました。

各楽器が 高らかに歌いあげます。

すばらしいです!

ジワジワと 神大らしさが 出てきました。

 

休憩

 

5:風が集う街ー吹奏楽のための祝典賛歌 中橋愛生作曲

荘厳なファンファーレで始まりました。

このメロディがテーマのようです 全体に 優しく暖かい響きの曲です

中間部に 不思議な音列が出てきます この音の並びがオシャレで面白い。

最後は高らかに歌い上げ 最初のテーマが繰り返されて終了しました

メロディの音の飛び方が不思議で面白い曲でした

 

指揮者 甘粕くん

6:課題曲「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲 林大地作曲

ご存知の あんたがたどこさ を楽しく面白く変化させた曲。

はちゃめちゃに騒いだ後にオーボエのソロが始まり、そのメロディがフルートに、そして金管へと受け継がれ ドラマが広がっていきます

ふたたび打楽器のリズムミカルな演奏に乗って、あんたがたどこさ のメロディが いろんな楽器に歌い継がれて 最後はユーフォニウムで締めくくりました。

とても楽しく聴ける曲です

 

甘粕君の解説が リズミカルで楽しい。拍子でいえば 8分の6拍子的な ノリ解説で 観客にわかりやすく話してくれました。

 

7:課題曲マーチ「エイプリル・リーフ」 近藤悠介作曲

エイプリル・リーフです エイプリルフール では ございません

昭和っぽいメロディのファンファーレで始まり 軽快に車を走らせながら外の景色が流れていく という感じの曲です

最初のテーマが 音の重なりを経て広がっていきます。

そしてクラリネットのメロディをトランペットが引き継ぎ 爽快に奏でます。

リタルランドのあと 主旋律と副旋律が 同時進行して マーチらしく 終わりました。

 

2曲とも甘粕くんは 左手をグーにして目の位置から10インチほど左に直線を引くような 仕草で 音楽を閉じました。

 

またまた 甘粕君の6/8での軽快な解説です。振り子が揺れるように 体を動かせてウキウキ解説でした

次の次は 水前寺清子とミッキーマウス だそうです

 

8:課題曲行進曲「春」 福島弘和作曲

英国調のファンファーレに続いて かわいいメロディが流れてきました。

中間部の木管群 から 今度は軍歌のようなファンファーレが響き 不思議な感じでしたが まあ聴きやすく 演奏しやすい曲だったと思います

 

9:課題曲行進曲「道標の先に」 岡田康汰作曲

365歩のマーチ だそうです 前を向いて希望に向かって歩きだす という感じの曲です。

たしかに 中間からミッキーマウス 出てきました。

そしてふたたび 水前寺清子 です

ドラムメジャーの長島さんが お腹を張って、あ いや、 胸を張って 神大ブラスの先頭を歩き 導いてる姿が 目に浮かびます。

 

甘粕くん 4曲とも 指揮台に譜面はなくアンプでした

昔 暗譜して演奏してたら

「ちゃんと譜面を見るように」

と、小澤先生に 叱られたことを 思い出しました。が、まーいーか(広沢流:わかる人だけわかってください)

そして なぜか 4曲とも 左手グー 目の位置から10インチ直線スライドでの終止 です。

 

10:モリコーネ・パラダイス モリコーネ作曲 真島俊夫編曲

モリコーネです 市川海老蔵 宮本武蔵! です

サックスソロ 艶やかな音色で 軽快にメロディを奏でます。歌い方が 純粋です いいですねぇ。木管との掛け合いも 素敵。たぶん5年後 同じ曲を演奏されると 歌い方も 年輪を帯びてくることでしょう。

有名なモリコーネのメロディが 流れます。甘く切ないメロディを 甘く切なくできると 大人 なんだなぁ

でも、大人手前の 純粋な心での演奏は とても清々しく 気持ちよく聴いてました。

 

最後 リードがくっついたのか 音が出ません でも 一生懸命 です

曲が終わって おじぎするすがたに さいごの悔しいきもちも 感じ取れました。

それを 思った 甘粕君の機転が素晴らしい

彼は 大拍手の中 ソリストを強烈なハグで たたえたのです。

学生さんは 嬉しかったことでしょう

今日 1ばんの 盛り上がりです。

甘粕君と ソリストに 拍手です。 ありがとう!

 

指揮者 :小澤先生

11:祝典舞曲 保科洋作曲

祝典という題名のわりには 静かなファンファーレで始まりました。

お祝いというより ねぎらいの音楽かな

とても色彩感豊な作品で フランスの作曲家風の匂いを感じる作品です

最後は ふたたび最初のテーマがながれ 皆をねぎらう音楽を閉じました

 

いつものように 拍手の中 小澤先生と司会者に 花束

 

アンコール

1:バーナムアンド ベリーズ フェイバリット キング作曲

拍手が引く前に 突然

 

ピーー ピ!

 

笛が鳴り響き 曲が始まりました。

この曲は、わたしが2年の定期演奏会で 玉川先輩も、取り上げ、中間部指揮をしない という ハッと驚く演出をされてたことを 思い出しました。

 

トロンボーン 頑張ってます 相当難しいフレーズを むちゃ早いテンポで見事にアンサンブルできました

 

先生「えーー、これで終わってもいいんですが」

拍手に促され

「毎回同じ曲やってるんだから 少しずつ上手くなるはずなんだけど、、」

と ブツブツ言いながら いつもの2曲です

2:美空ひばりメドレー 真島俊夫 編曲

3:星条旗よ永遠なれ スーザ作曲

 

客席 の 高齢者さんの中に 美空ひばりで 泣いてる人もいました。 なんか嬉しいです。

佐藤部長にきいたら 孫の演奏会に来た時 感激して そのあと 毎回来てくださる  という人も多いのだそうです。 ありがたいです。

 

と、いうことで OB は いつものところに集合です
今回も 素晴らしい演奏をしてくれた現役の皆さま コーチの皆さま 特に甘粕君 
小澤先生
そして、この会場に来てくださった皆様に感謝して 実況中継を終わります。

さーて 青森かぁ